【瓦工事のタイミング】見逃さないための3つの注意ポイント
2025.12.20
瓦屋根は丈夫なイメージが強いものの、実際には「見た目はキレイなのに、中が傷んでいた」というケースがとても多いです。
ここでは、瓦工事のタイミングを見極めるための3つの注意ポイントについてお伝えします。
① 瓦そのものの傷み
瓦は長持ちする屋根材ですが、割れ・欠け・ずれが起きれば雨水が入り込み、屋根全体の寿命を大きく縮めてしまいます。
瓦が割れる主な原因は、飛来物の衝撃、経年劣化、地震による揺れなどが多く、「小さなひびだから大丈夫」と放置すると、次の雨で一気に内部に水がまわることがあります。
② 瓦の下の見えない部分の傷み
瓦は丈夫ですが、その下にある「防水シート」「緩衝材(葺き土)」は年数とともに劣化します。
特に防水シートは雨漏りを防ぐ最終ラインなので、ここが破れてしまうと雨水が直接屋根裏へ流れ込みます。
防水材の寿命は一般的に20~30年と言われていますが、実際には環境によって前後し、早ければ15年ほどで傷みが出ることもあります。
③ 天井や壁の雨漏り
天井にシミが出る=すでに屋根裏が濡れ続けている状態で、放っておくと柱や梁まで傷んでしまいます。
雨漏りの初期段階なら部分補修で済むことが多く、費用も大幅に抑えられます。
「これくらい大丈夫だろう」と放置すると、後で大規模な工事が必要になりやすいため、気づいた時点で点検を依頼するのが一番の節約方法です。
香川県にお住まいの方は、いつでも大脇瓦店へご相談ください。