瓦屋根のメリットとデメリットを見てみよう!
2021.09.16
瓦屋根の施工、および工事を行っている大脇瓦店です。
最近は瓦屋根以外の屋根材も登場していて、むしろ瓦屋根の方が件数的には少なくなってきています。
ただ、それでも相変わらず瓦屋根を使用した建物も少なくありません。
特に香川県は昔ながらの家屋を大事に住み続けるという方が多いですから、他の地域に比べて瓦屋根のお宅が多い状況です。
そんな瓦屋根ですが、どんなメリットがあるのかまとめました。
・耐久性に優れている
・趣のあるデザインになっている
・重厚感を与えてくれる
・外部からの衝撃に強い
瓦屋根は他のストレート屋根材などに比べて厚みもありますし、重さもあります。
そのため、外部からの衝撃に強さを発揮します。
例えば倒木があっても、建物自体をしっかり守ってくれます。
ストレート屋根材だと屋根材が割れて、下地材まで傷んでしまう可能性もあります。
他には日本独自の趣あるデザインの保てるという点も魅力でしょう。
例えば昔ながらの駄菓子屋さんがおしゃれな景観になっていると、なんだか趣がありませんよね。
明治、大正、昭和の雰囲気を感じさせる瓦屋根の方がとても味があります。
一方、瓦屋根のデメリットはどんなものか見てみましょう。
・割れた場合の二次災害リスク
・形状的に腐食やカビ、ゴミが発生しやすい
例えば、台風が来て瓦屋根が割れて下に落下したらとても危険です。
近隣に人が通っていたら事故につながりかねません。
また、形状的に凹凸があるので、その部分にゴミがたまったり腐食する可能性もあります。
こういったメリット、デメリットを考慮して、瓦屋根の施工すると良いでしょう。
古い瓦屋根の場合は新しいものに取り替えて、落下のリスクを抑えましょう。